【北海道】イオンの「WAONカード」でバスの運賃支払いが可能に 道東のバス三社

イオングループは道東のバス会社と連携し、イオンの「WAONカード」で運賃の支払いができるサービスを始める。
十勝バス(北海道帯広市)、くしろバス(北海道釧路市)、阿寒バス(釧路市)の3社で導入する。
3社が運賃決済にICカードを導入するのは初めてで、乗客の利便性を高める。

 十勝バス、くしろバスは21日から定額運賃路線で開始する。秋からは阿寒バスも加わり、
3社は乗車距離で運賃が変わる多区間運賃路線でもサービスを始める。

 交通系のICカード以外の電子マネーで、多区間運賃路線の決済ができるサービスは全国で初めてという。

イオン北海道は「バスの利用も店舗での買い物もWAONカード1枚で済むので、バスで買い物に来る人が増えるのでは」と期待している。

 イオンは2017年に帯広市と包括連携協定を結んでおり、公共交通機関の利便性を高めて地域活性化につなげる。

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30382900R10C18A5L41000/