【北海道】一撃必殺の技伝授、「伝説の熊撃ち」がハンター養成学校をスタート

北海道・知床を拠点に一人でヒグマを追い、「伝説の猟師」と呼ばれる久保俊治さん(70)が今春、狩猟者を育成する学校をスタートさせた。

獲物を無駄に苦しめず、山野に気配を消して一撃で仕留める狩猟スタイルで、久保さんは「命を奪う責任を自覚した本物のハンターを育てたい」と話している。

 久保さんは北海道小樽市生まれ。子どもの頃から、猟が趣味だった父親と山に入り、20歳で銃の所有許可と狩猟免許を取得すると、食料が尽きるまで山にこもり、腕を磨いた。20代後半で米国の狩猟ガイド養成校に留学後、知床南部の標津町に移住。「最強の動物と一対一で勝負したい」として単独でのヒグマ猟にこだわってきた。自伝の著書「羆(くま)撃ち」(小学館)は9万7000部のヒットとなった。

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たぶん真ん中
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