【滋賀】石山寺で青鬼まつり 大津市

http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2064302521.html

05月20日 16時31分
杉の葉で作った高さおよそ5メートルの大きな青鬼の像の前で、うちわをあおいで厄払いをする「青鬼まつり」が大津市石山寺で行われました。

この祭りは、鎌倉時代石山寺の僧りょ「朗澄律師」が「自分が死んだら鬼の姿になって人々や寺を守る」と言い残して亡くなったという言い伝えから、毎年、この時期に行われています。

山門の前には、地元の人たちが杉の葉で作った高さおよそ5メートルの大きな青鬼が飾られ、はじめに法要が行われたあと、僧りょたちは長さ2メートルほどの大きなうちわを使ってお香の煙をあおぐなどして訪れた人たちの厄を払いました。
また境内では鬼に扮した地元の人たちが、福を招くとされるうちわ300本を配り訪れた人たちは次々に受け取っていました。

大津市から訪れたという女性は、「鬼を近くで見られて良かったです。子どもが健康に育つよう祈りました」と話していました。