【北海道】手元に残った外国通貨を募金に ユニセフ 函館市

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180520/4500401.html

05月20日 17時59分
函館市の市民団体が海外旅行などで手元に残った外国通貨の募金を呼びかけたところ、およそ50万円分が集まり、20日、ユニセフ=国連児童基金に寄付されました。

この取り組みは、函館市の市民団体が海外旅行などで手元に残った外国通貨の寄付を通じて開発途上国の子どもたちを支援しようと企画し、インターネットなどで呼びかけたところ、市内6か所に設置した募金箱におよそ50万円分、重さにして100キロあまりの硬貨や紙幣が寄せられました。

20日は、函館市の施設に寄付された外国通貨が展示されました。
中にはユーロの導入で今は流通していないポルトガルの「エスクード」やアフリカのエリトリアで使われている「ナクファ」など珍しい通貨もあり、訪れた人たちは手にとって眺めたり、会場に広げられた世界地図の上にその国で使われている通貨を置いたりしていました。

その後、通貨は小分けに袋に入れられ、北海道ユニセフ協会の担当者に手渡されました。
市民団体の代表を務める澤田かなこさんは「想像以上に集まりました。手元に残っていた外国通貨が世界の子どもたちの役に立つというのはすばらしいことだと思います」と話していました。
寄付された外国通貨開発途上国の子どもたちの医療支援などに役立てられるということです。