【NYダウ】 2万5000ドル台を回復 2か月ぶり [5月22日 5時49分]

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5月22日 5時49分
21日のニューヨーク株式市場は、アメリカと中国の貿易摩擦への懸念が後退したという見方から、ダウ平均株価は290ドル余り値上がりし、終値では、およそ2か月ぶりに2万5000ドル台を回復しました。
21日のニューヨーク株式市場は、先週、ワシントンで行われた、米中の貿易協議で、中国がアメリカ産の農作物を大量に購入すると約束するなど貿易摩擦への懸念が後退したという見方から、買い注文が広がりました。

このためダウ平均株価は、先週末より、298ドル20セント高い、2万5013ドル29セントで、取り引きを終え、およそ2か月ぶりに、2万5000ドル台を回復しました。

市場関係者は、「トランプ大統領も協議の成果をアピールしていて貿易戦争への危機感は後退している。ただ、焦点となっていた知的財産の侵害の問題などが解決したわけではないとして、今後の協議の行方を警戒する投資家も多い」と話しています。