【宇宙】2015年発見の小惑星「2015BZ509」、45億年前、太陽系外から移住? フランスなどの研究チームが21日、英王立天文学会誌に発表

45億年前、太陽系外から移住?
2015年発見の小惑星
2018/5/21 21:52
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【ワシントン共同】2015年に発見された木星に近い軌道上にある小惑星は、太陽系が誕生して間もない45億年前ごろ、太陽系外から飛来して捕獲された可能性があるとの研究結果を、フランスなどの研究チームが21日、英王立天文学会誌に発表した。

太陽系外から飛んでくる恒星間天体を巡っては昨年、ハワイ大などのチームが初めてとなる小惑星オウムアムアを発見。
オウムアムアは通過するだけだったが、こちらははるかに前に来てとどまっていることになる。太陽系の起源を解く鍵になることも期待される。

小惑星は「2015BZ509」。木星に近い軌道だが、反対回りで太陽の周りを回っている。