「受験生を釣るため」5ちゃんねるに集結 架空の大学を安価方式で設立 FNN取材班「フェイクニュースへの免疫力を付けなくてはならない」

5/21(月) 16:41配信 
5月14日(月)、「国際信州学院大学」というワードがYahoo!リアルタイム検索で2位に、Google急上昇ワードでも3位に、それぞれ上位にランクインした。

この「国際信州学院大学」とは、ある“うどん店”を名乗るアカウントのツイートから話題になった。そのツイートは「50人で貸し切りの予約があったが、時間を過ぎてもお客さんが見えないので、こちらから電話をするとキャンセルされた。国際信州学院大学の教職員のみなさん、二度と来ないでください」という内容で、いわゆる“ドタキャン”を告発したもの。

投稿は多くの人に拡散されて炎上、うどん店への同情の声や、キャンセルしたとされる大学側を非難する声が相次いだ。

5月14日(月)、「国際信州学院大学」というワードがYahoo!リアルタイム検索で2位に、Google急上昇ワードでも3位に、それぞれ上位にランクインした。

この「国際信州学院大学」とは、ある“うどん店”を名乗るアカウントのツイートから話題になった。そのツイートは「50人で貸し切りの予約があったが、時間を過ぎてもお客さんが見えないので、こちらから電話をするとキャンセルされた。国際信州学院大学の教職員のみなさん、二度と来ないでください」という内容で、いわゆる“ドタキャン”を告発したもの。

投稿は多くの人に拡散されて炎上、うどん店への同情の声や、キャンセルしたとされる大学側を非難する声が相次いだ。

ネットで「国際信州学院大学」を調べると、実際に長野県安曇野市にキャンパスを構えるという同大学の公式サイトが存在し、ツイッター上でも「国際信州学院大学」公式アカウントはもちろんのこと、「●●学部」、「●●サークル」、「●●教授」といった、大学に関連しているとみられるアカウントも多数、確認できた。

ただ、大学HPをよく調べてみると、学長の言葉として「Les choses sur cette page sont fictives.」というフランス語が掲載されており、この仏文を日本語に訳すと「このページは架空のもの」となる、大学に関連したアカウントが全て2018年1月27日以降に開設されている、等々いくつかの箇所で「国際信州学院大学」自体がフェイクだと気付くことができる。

フジテレビ取材班は、この“フェイクニュース”を仕掛けた集団の1人にSNSを介して接触し、今回の“大学設立”の目的などについて聞いた。

中略

多くの人が誤った情報を鵜呑みにして投票する。
その結果で選出された議員によって国家の最高議決機関である国会が運営されていく。
そうなってしまう前に、ひとりひとりがフェイクニュースへの免疫力を付けなくてはならない。

言わずもがな、の話だが、SNSの情報は拡散しやすいし、されやすい。

ネットで覚知した情報は、安易に拡散する前に「情報は正しいものか?」と考えることが大切であることと同時に、過去にはどんなフェイクニュースがあったのかを知ることも重要だ。

自戒の意味も含めて。

全文はこちら
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180521-00010011-fnnprimev-soci&p=1