【缶詰市場】サバ缶、マグロ缶抜き初の首位

魚介類の缶詰市場でサバの缶詰(サバ缶)が初めて売上高で首位になった。不漁で魚価が上がったカツオで作るツナ缶が値上がりし、割安で品ぞろえも豊富なサバ缶に需要が集まった。骨や皮ごと調理し、魚が含む栄養を手軽にとれることも人気を支えている。

 業界推計によると、2017年10月~18年3月の魚介缶詰の売上高は400億円前後。サバ缶のシェアは2割程度から3割前後に伸び、首位だったマグロ缶を上回った。

 缶詰…

2018/5/21 11:40
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30750190R20C18A5MM0000/