【長野】小満祭でキツネの嫁入り道中 佐久市臼田

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20180520/1010003296.html
(リンク先に動画ニュースあり)

05月20日 18時21分
佐久市臼田地区で恒例の「小満祭」が開かれ、地元の人がキツネにふんして商店街を練り歩く「キツネの嫁入り道中」などが行われました。

大正時代から続くこの祭りは、二十四節気の1つ「小満」の日に五穀豊穣や商売繁盛を祈願したのが始まりといわれています。
祭りの呼び物は地元の商工会青年部が行う「キツネの嫁入り道中」で、青年部の男性たちが新郎役はもちろん、新婦役もつとめます。
20日は、新婦役の男性が、白いおしろいにひげを描いてきつねの化粧をほどこした地元の子どもたちなどと一緒に行列を作って商店街を練り歩きました。

一行は、地元の商店街の人たちがさい銭箱にお金を入れるたび、家内安全や商売繁盛を願って万歳三唱をしていました。
このあと特設ステージでは結婚式も執り行われ、2人は、三三九度を行ったあと誓いのことばを述べました。
そして、誓いの口づけを交わすと、勢いあまって新婦のかつらが外れるハプニングが起こり、会場を沸かせていました。
こぎつね役の保育園の女の子は「楽しかったです。花嫁もかわいかったです」と話していました。
また、新郎役の男性は「一生大切にしたいと思えるほどきれいな花嫁です」と話していました。