【鳥取】山岳信仰の大山 開山1300年祭が開幕

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5月20日 18時27分
山岳信仰で知られる鳥取県の大山で、20日から「大山開山1300年祭」が始まりました。

大山は、奈良時代に山のふもとに寺院が建てられ、山岳信仰の場として栄えてきました。

鳥取県などでは、ことしで開山して1300年になるのに合わせて、さまざまな行事を企画しており、20日は大山町の寺でオープニングセレモニーが行われました。

この中で、鳥取県の平井知事は「地域に大きな恵みを与えてくれる大山に恩返しができるようイベントを成功させたい」とあいさつしました。

そして、法要などが行われたあと、およそ800メートルある参道で地域の人などが担ぐ3基のみこしが出て一連の行事の開始を祝いました。

みこしを担いでいた鳥取県米子市の30代の女性は、「貴重な体験ができてよかったです。いつも見ている大山が改めて鳥取の誇りだと感じました」と話していました。

「大山開山1300年祭」では、ことし11月にかけて歴史や自然に親しむ50余りのイベントが行われる予定です。

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