【日曜大工】電気丸のこ替え刃に桜柄 DIYブームで女性に人気

女性にも広がる日曜大工(DIY)のブームを受け、兵庫県木市別所町高木、藤田丸鋸工業は、電気丸のこの替え刃に桜柄を施した製品を開発した。同社の藤田隆英社長(54)が、桜の花びらが舞う模様を発案。レーザーで刻んだ華やかなデザインが好評で、昨年12月の発売後1カ月で千点以上が売れたという。

 外径165ミリと125ミリの2種類で、桜色、白、黒、薄紫の4色。機能は従来の替え刃と同様に、長持ちで使用時の静音が特長だ。

 昨年8月、千葉・幕張メッセで開かれた「ジャパンDIYホームセンターショー」で披露。テレビ番組の企画でDIYに取り組むモデルでタレントの森泉さん(35)にも手渡したという。

 斬新なデザインが話題を呼び、全国の「大工育成塾」の修了生向けや、大工同士の結婚記念でも発注があった。藤田社長は「大工にとっての必需品を女性にも広く手に取ってもらい、いい物を使ってほしい」と話している。



神戸新聞NEXT 2018/5/22 05:30
https://www.kobe-np.co.jp/news/miki/201805/0011278514.shtml